
2017年08月28日
ドイツパン

予約をして焼き上がりの時間に買いに行くというスタイルでその引き取りの時にあえてゆっくりやっているのが結構な行列になっている。
けっこうと言っても五分や十分程度で東京あたりの人気店の1時間待ちなんてような行列ではない。
そこでパンが焼きあがると言っても実はチェーン店で本部から生地が届きそれをその場で機械で焼き上げる、ようなもの。
だから良くも悪くもどこでも同じ味の柔らかくやや甘めのパンになり、そのままで食べても美味しいですよ、ということのようだ。
確かにふわふわして甘いなら美味しく思うから評判いいのもわかる気がする。
一方でドイツのライ麦のパンやってます、なんて本格志向で始めたパン屋さんがもうじき閉店するらしい。
ドイツパンを長くやっっていた職人さんが当初はいたらしいが、買おうと思って行った時には注文して何日か後に買えるなんて話になっていて、こりゃダメだなと思っていたらやめるということらしいから、いまいち売れなかったんだろう。
ドイツのパン、なんていうとライ麦からつくるようなモノ色は濃い茶色でやや酸味があったりするようなボソボソしたパンだったりする。
小麦で作るものも全粒粉であったりでしてそれほど白くなかったり、焼き上がりの表面は固かったりするものがほとんどである。
ドイツに限らずヨーロッパ全般の日常の食事に詳しくはないが基本的にパンそのものはそれだけで食べた瞬間に美味しい〜という感じでのものではない。
しっかり噛んで味が感じられるようなモノで日本の米の五分突きや玄米のような感じと近いように思うが、どうだろう。
最初は慣れなくても食べているうちにどんどん美味しく感じる、そんなようなパンがライ麦から作られるようなパンかと思う。
けど高いんだよね。
Posted by 洋服番長3 at
06:11
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