
2017年07月21日
Keith Haring

え?と思い振り返って何度も見てしまった。
親父のお下がりを着ているのか?それとも当時のデットストックをどこかで買ってきて着ているのか?
すごいな、どこで手に入れたんだろう、カッコいいかも、今見ても、なんて思っていたらユニクロで売ってるらしい。
ユニクロで売っていると知った途端、全然いいとは思えなくなってしまったが、キースへリングのイラストは今見てもインパクトはある。
モダンアートってことで好きも嫌いも分かれるところのキースへリング。
どうせモダンアートならアンディウォーホールの方がいいでしょ、なんて言いたくなるところだが、どちらがいいとか悪いでないのがアートかも。
バブルの頃1990年代にモダンアートともてはやされたものはコンテンポラリーアートと区分される類のもので現代アートと言われるようなものだと思う。
モダンアートというと20世紀に入ってからの近代も含めてで、ウォーホールやキースへリングのやったアートはそういったものに対してのアンチテーゼがアートとして認められるようになったものと素人なりに理解している。
要は軽薄な人間でも分かり易くとっつき易いカラフルでポップなものであった。
リトグラフやシルクスクリーンなで大量生産することで安く多くの人出回るようになり、その最終形がキースへリング自身がオープンさせたポップショップという形であったと思う。
その意味では今になってユニクロがTシャツにプリントしてより大量生産することはキースへリングとしてはいい形であったということなのかも。
Posted by 洋服番長3 at
05:57
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