
2017年06月20日
ルマン

去年のあと3分で優勝のところでマシンが止まるという悲劇的な終わり方はトヨタを応援している人間以外にもショッキングなできことであった。
まさにそれを受けてことは捲土重来ということで万全な体制だったはず。
予選での圧倒的な速さは今年はトヨタで決まりでしょ、という雰囲気を誰しもが感じていたはずだった。
それに加えルマンと並び世界三大レースの一つインディ500を佐藤琢磨が勝っていたのも雰囲気を盛り上げていたのは間違いない。
ルマンは言うまでもなく過去に一度マツダが優勝しているが日本人ドライバーではなかった。
日本人ドライバー寺田洋次郎が優勝した時は日本メーカーではなく、今回は日本メーカーで日本人ドライバーの優勝を狙っていたトヨタはある意味「らしい」狙いではあった。
ドライバーは小林可夢偉と中嶋一貴の元F1ドライバーで日本のトップである。
そしていつのまにか一番速いクラスのLMP1ではハイブッリドを採用していて、ハイブリッドの元祖としてはきっちり優勝しなくてはそろそろカッコがつかないという頃であったはず。
それが今年も見事なくらいに残念な結果になってしまった。
結局は昔からずっとレースに取り組んできたポルシェが勝つのだから、何か示唆に富んでいるとも感じなくはない。
景気に左右されることなくレースに取り組み続ければ必ずトヨタもルマンで勝てる日は来るはず。
ただそれが来年なのか、もっと先になのかはわからないけどね。
Posted by 洋服番長3 at
06:23
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