
2017年06月12日
クルマ

車という機械を自分の意思もって動かそうとするには、それは大きく感じるうえに自分の意のままに動かすにはとてつもなく難しく感じて、ちゃんと運転できるようになるだろうか、と不安になったのを覚えている。
ただそんな不安もあっという間に車の操作に慣れ、そのサイズ感に慣れてくれば普通に運転するには問題なくなるにはそれほど時間はかからなかった。
そうなるともっと自分の思うようにクルマを動かしてみたいとなる。
アクセルを踏めば踏んだだけ速く走れるようになる、ブレーキを強く踏めばキュッと止まる、なんてことは誰でもできる。
が、カーブを少し人より曲がりたいと思えばそれ相応に考えて運転しなければならない。
そのカーブ普通に速く走れるとなると、派手に速く曲がれたりするともっとイイと思ったりするような輩はドリフトなるコトを練習し始めたりする。
タイヤが普通に前に走るようにグリップするのではなく横に滑ってある程度のところで前方向にトラクションがかかるようにアクセルを踏んだりするわけでできるようになるまではどこか広いところでぐるんぐるんとやるワケである。
そのドリフトなるもの何が怖いかというとどれくらいズルっと滑るかがわからないことが怖い。
スピードの加減と路面とタイヤのグリップで、これくらいかな?いやもう少し滑るかな?なんてその車の挙動がわかるようになってくれば多少は怖さは無くなってくる。
ぐるんぐるんぐるんぐるん、ズリズリーと意のままにクルマを動かせるようになったらドリフトなるモノは楽しいが、自分は残念ながらそのレベルにはなれなかった。
自分の意に反して車が飛んでしまったら、それはどうにもならない。
飛んで亡くなってしまった人は相当に怖かっただろう、かわいそうだ。
Posted by 洋服番長3 at
06:07
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