
2019年05月22日
貿易戦争

それに対してナイキやアンダーアマーなどのアメリカのスポーツメーカーやシューズなどを扱う小売業者が追加関税対象となる中国製品のリストから靴を外すようトランプ米大統領に訴えた、という記事が出ていた。
その率、25パーセントというのだから、結構な額である。
単純に今の価格帯のものが25パーセントも値上がりしたとしたらその影響は大きいのは間違いない。
ナイキのような巨大企業ですらその影響は避けられないだろうということでの反対だから実際この先どうなるだろう。
ただ、その昔に人件費の安いところで大量に生産し自国アメリカはもちろん、世界中に輸出しまくるというビジネスモデルはアメリカの企業が先鞭をつけたように思う。
その代表格がナイキでありアップルであると行っていいのではないかと思う。
そのビジネススキームで大きく稼ぐと同時に製品を世界中に販売することでアメリカのカルチャーも広めた、という功績は大きいはずである。
政治的に相入れないような国々でもその国民の多くがナイキのシューズを履きiPhoneを使っていて、ただ使うだけでなくアメリカという国の文化まで好きになっているはずである。
トランプのいうところの、それによりアメリカの雇用は外国に奪われ貿易赤字は拡大しているということなのかもしれないが、カルチャーに付随してのアメリカの多くのモノなどに経済的なプラスも与えているのは間違いない。
もう少し長いスパンで考えるべきだと思うが、トランプは自分の選挙のために貿易戦争仕掛けているのだから仕方ないか?
Posted by 洋服番長3 at 07:05│Comments(0)