
2019年03月31日
イギリス議会

イギリスの議会制民主主義の歴史は700年だそうである。
近代と呼ばれる以前より続く民主主義を持つ国イギリスは、かつて日本がそうであったように他の国の手本となり真似されてきた歴史がある。
そんな歴史もあり世界各国からリスペクトされてきたはずのイギリスの議会が今何も決められずに迷走状態である。
本来なら3月29日にEUからの離脱が行われるはずだったがその期日が過ぎてもなお、まだこの先どうなるのか不透明な状態である。
もともとEU残留派だった今のメイ首相は国民投票で出た結果である離脱に向けた交渉をEU側と進めてきただろうはず。
当然離脱していく側のイギリスにとって厳しい条件も織り込み済みだったはずにもかかわらず、議会は此の期に及んでも決められない。
極東のEUのことヨーロッパのことを本当はよくわからないアジアの人間から見ても今のイギリス議会の混乱ぶりは伝わってくる。
国民の声の代弁者である議会議員は一体何をどうしたいのか、全くわからない。
一旦延期となった期日までも、そう日にちはない。
とても今の状態で明確な方向性が結論として出せると思えないのが素人目にもわかる。
いよいよハードブレグジットか?
Posted by 洋服番長3 at 06:05│Comments(0)