
2018年12月19日
日米地位協定

前知事と今の知事が続けて辺野古移転を反対して当選しているにもかかわらず今の政府は辺野古移転の方針は変えない図に工事を進めようとしている。
先日はからは埋め立ての土砂を海への投入がいよいよ始まった。
沖縄の珊瑚礁などが多くある綺麗な海への土砂の投入はまたこの問題を大きクローズアップさせるのにインパクトのある行為であることが余計に皮肉に感じる。
移転の良し悪しをいう以前に、今の政府も沖縄の選挙結果からの県民の声は十二分に承知しているはずである。
承知しているにもかかわらず政府として工事を進めざるを得ないのは、いまさら言うまでもない日米地位協定があるからである。
日米安保条約を結び、その中の協定の一つである地位協定で決められたことは政府としてはアメリカの意向を無条件に飲まざるを得ないわけである。
もし地位協定の一つでも飲めないと言うことでアメリカに意見しようものなら極端な話アメリカの核の傘から外れ安保条約もやめなければならなくなる、と言うことである。
いっときの北朝鮮の暴走ぶりは落ち着いてい以前のような東アジアが世界の火薬庫、なんて様態からは少し遠のいている。
が、台頭する中国、北朝鮮に接近し日本を敵視することで国内世論を維持するような韓国、大陸との距離で腐心している台湾、そして相変わらずのロシア、と周りを見れば相当にややこしいエリアであることは間違い無いのが東アジアである。
安保条約を維持するのはもちろん前提ではあるが、沖縄の民意を少しで組み上げアメリカと交渉すると言うことはできないもんなのかね?
Posted by 洋服番長3 at 06:11│Comments(0)