view Brewmels　洋服番長の俺について来い！！4

いまから十数年間前までやっていた高額納税者の公開。

毎年の確か五月後半くらいに新聞などにも掲載されていたアレである。

その地域の高額納税者、納税額で言えば1000万円以上で所得にしたら一億円以上のいわゆる億万長者が何十人とお金持ちの順番に発表されるわけである。

多くのお金を納税するということはイコール社会に貢献しているということでの公表であったのだろう。

が、今の個人情報保護法うんぬんなどと大騒ぎする時代からすると隔世の感がある。

あのリストに出ることを目標に頑張って仕事して納税していた、なんていう話も聞いたこともなくはないが、自分の所得が世に晒させるのはやはりいかがなものか、と思うのが普通じゃないだろうか。

そんな制度がなくなってもいまだに自分の所得がおおっぴらに公開されるのがプロ野球選手。

毎年の所属チームとの契約の更改のあと、ご丁寧に記者会見までして給料が上がっただの下がっただの話をしなければならないのはあらためて考えてみると、酷な話である。

なんで、俺の給料みんなに教えなあかんの？と普通はなるのに、と思ってたらようやくにしてプロ野球の選手会から、その要望が出たらしい。

下がったら言いたくないだろうけど、ガツーンと上がったら言いたくなる時もあったりするだろうけどね。