
2018年12月05日
税金

ご主人と奥さん二人で切り盛りしている小さなお店。
そんなお店に税務署の署員が来て丸々1日がかりの税務調査だったそうである。
ちゃんと税理士にも依頼してあったりして何も問題なかったはずにもかかわらず、細かく指摘されたそうだ。
ご自身の仕事の後のビールの一杯、で仕入れと売り上げがあっていないとか、仕入れ材料で作るまかないも売り上げとして計上しなければいけない、などとの指摘されたらしい。
ご本人曰く、何も儲かっていない上にちゃんと申告もしてきたのにそんな指摘をされるようなら、もう商売そのものをやめようかな、と考え出した、とのこと。
税務署としての指摘はもっとも、なのかもしれないが、聞いただけだがチョッとせつなくなってしまうような話である。
納税は国民の義務で、たくさんの納税、少ない納税、立場、規模、いろいろな違いあっても国民として税金を納めるのは義務である。
徴収する立場の職員の人たちはできる限り不公平ないカタチで調査に入るのだろうし、仕事でやらざるを得ないのだから個々に文句をつけるのというわけにはいかない。
それよりもっと問題なのはそのように集めた税金を全ての国民のためにになるように使われているか、ということに尽きる。
立法、行政をつかさどるのは国会議員であるが、要はそこで決められていることで税金は振り分けられているだが、もう少しそこを国民はチェックしないとダメなんじゃないかと改めて思わされた。
国民はたった数百円の仕入れを指摘されるに、数千万、数億円、数十億円の国の無駄遣いを見過ごしちゃあいけないよな。
Posted by 洋服番長3 at 06:07│Comments(0)