
2018年10月24日
ドラフト会議

以前よりメジャーリーグにならってウエーバー方式を導入するべきでは、とは思うが、一向にNPBではその気配はない。
ウエーバーを取り入れているMLBではそれによって順位を大きく上げ下げするようなことが多くそれを見習えばな、と思う。
が、下位チームが有望新人を獲得することでいきなり強くなると言うよりはそんな選手をうまくトレードに出すなどして目先の順位に貢献する選手を獲得したり、各チーム均等に分配される資金で選手の入れ替えに力を入れたりしているからの方が影響は大きいだろう。
日本ではそもそもアメリカほどドライにトレードやFAでの選手の移籍は少なく、親会社の資金力が選手力に反映されると言う傾向がずっと続いているからドラフトでウエーバーを取り入れてもそれほど翌シーズンの順位には影響はないだろう。
加えて最近では使命にかかりそうでプロを志望する選手は現所属のチームにプロ志望届を前もって提出するから、その範囲での選手の使命しかない。
以前のように隠し球で本人はドラフトにかかるとは思っていなかった選手や、特定の球団と裏で密約し他からの指名をさせないように三味線弾きまくったりして、ドラフト直後のサプライズが多くて、ドキドキしながら指名される若者たちには申し訳ないが何か驚きがあるかな?と言う面白さがあった。
毎年この時期に流される指名直後に悔し涙を流す清原やその原因を作った桑田の飄々とした表情の映像は予定していなかったリアルな驚きの映像である。
それにどうしても在京セリーグなどと言うような選手もほとんどいないから関西のイマイチなパリーグのチームに指名され目がウルウルする、なんて選手もいない。
将来ある若者の一喜一憂をテレビを通して野次馬根性で垣間見る、なんて悪趣味はなくなってしまったのは、いいこと?
それとも、つまらなくなってしまっただけ?
Posted by 洋服番長3 at 06:29│Comments(0)