
2018年10月14日
イギリス

それと関連して、サッカーワールドカップのヨーロッパ予選やラグビーのシックスネイションズの時に気になること。
いわゆるイギリスからの参加チームがイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドと必ず4つある。
イギリスという国だけずるいんじゃないか?と毎回のことながら思い、毎回その背景を確認して納得するようなしないような。
イギリスというのは通称としてのイギリスであって正確にはイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの4カ国から構成される連合型の国家で正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国となる。
アメリカだって自治がある程度認められている50の州の合衆国であるがサッカーの代表もラブビーの代表ももちろん1チームだけである。
そんなある種国のような自治体の連合体として国は世界には多いが、ようはイギリスだけは別格であるということである。
結局はさかのぼること1600年に東インド会社を設立し、いち早く大航海時代を制し世界の覇権国となった、ことから出ないだろうか。
同じように当時はスペインポルトガルの大西洋岸の国もイギリスに負けない国力をつけたがその18世紀半ば以降に起こった産業革命でより国力を伸ばしたイギリスはスペインポルトガルとは差をつけ近代に向かって行った、ということではないだろうか。
その時の圧倒的な国力がイギリスだけは、まあ別格だね、とほかのヨーロッパ諸国はもちろん、世界の国々にまで及んでいることがイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの4つが独立した国だからね、と言われたら反論できない、ということにつながっている。
というのはある種の想像、妄想ですが、どうなんだろう?
とにかくイギリスは今も昔も別格ということで。
Posted by 洋服番長3 at 06:25│Comments(0)