
2018年04月15日
シリア

アメリカがシリアに空爆を仕掛けた、イギリスとフランスのその動きに同調して。
その調整に時間がかかったか、それともあえて週末まで待ったのか。
化学兵器開発関連の研究施設や貯蔵施設を攻撃の対象として一気の攻撃で成功したと発表、シリアの出方次第では追加でやるぞ、との事のようでとりあえずは一段落だろうか。
攻撃の理由は化学兵器の使用で、卑劣な行為であるとトランプアは非難している。
戦争時における化学兵器の使用禁止という事で化学兵器禁止条約というのがあって、それに違反している、というのがシリア攻撃の理由づけとなっている。
が、本当のところはアサド政権とその背後にあるロシアの介入に対しての攻撃であるのは間違いない。
ロシアはイギリスでのスパイ暗殺未遂事件などでヨーロッパの国との関係はまたかなり悪い方向に向かっていて、その代理戦争の場がシリアでは?と言ったら言い過ぎだろうか。
だが結局はイスラム教のシーア派とスンニ派の宗教的な対立がその根底にあるのだから、なかなか難しいものがある。
アメリカやロシアなどの大国の思惑とは関係なく民主化が進めばそれが一番イイのはいうまでも無い事だがね。
Posted by 洋服番長3 at 06:25│Comments(0)