
2018年03月31日
オノマトペ

ピューっと来た球をギュと振ってパーント行く感じですね〜はい、なんて指導をしたかのように言われる長嶋茂雄。
天才は感覚でプレイしているから、それでわかってしまうようなところがあるが凡人にはなかなか伝わらない教え方だろうと思う。
自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音で象徴的に表した言葉を擬態語、擬音語、擬声語などというが、最近はまとめてオノマトペと言ったほうが通りがいいらしい。
キラキラ光る、煙がモクモク、ギュッと力を入れる、シュッと振り出す、言い出したら日本語ではいくらでもオノマトペは出てくる。
が、外国ではあまりそのような表現がないのは知っているのは知っている話。
今回の冬季オリンピックで活躍した多くの選手に限らず、今日本のトップアスリートの多くは外国に練習拠点を持つ選手が多い。
そんなトップアスリートは現地の言葉でオノマトペを使わず技術を言語化して理解していることが競技力の向上に繋がっているという記事を見た。
確かに感覚的にオノマトペで表現すると本人はわかりやすい動きはあるが、それを人に伝えるとなかなか伝わりにくいという事実はある。
誰でもがわかる技術論をオノマトペを使わず言語化することがアスリートとして成長を促すとすればトップアスリートは頭が良くないと慣れないということになるわけだ。
極めるのは何事も大変だ。
Posted by 洋服番長3 at 06:33│Comments(0)