
2018年03月17日
呼び捨て

自分の会社の謙譲語での呼び方である。
いまさらながらではあるが日本語は難しく敬語は難しい。
尊敬語、丁寧語、そして謙譲語。
特に謙譲語は目上の方に対して自分をへりくだる時に使う言葉で、自分を下げることで相手を立てる、ということである。
自分をおとしめてまで、相手を上げる必要ある?なんて思わないでもないがそれが日本語、の本陣的な美徳であるということだろう。
年上でも年下でも仕事関係でも上司でも部下でも年齢、立場関係なくフラットである英語の使い方はやはり文化の違いか。
同じ会社の人間のことを人に言う時当然「さん」付けにはせず呼び捨てにするのは常識である。
が、あまりに年上の上司を呼び捨てにできず思わずさん付けで読んでしまう若い社員の人がいるがそれも仕方ないし、ある意味微笑ましい時もある。
至学館大学学長の会見で、レスリング部コーチの栄氏を呼び捨てにし、卒業生である伊調馨を「伊調さん」とあえてやることで組織人としてシッカリとしたところを見せつけようとしたのだろうけれど、なんだかチョッとやっちゃった感あると思った人は多いようだ。
あの学長、自分をおとしめてまわりを上げて話する謙譲で会見すればイメージ違ったのに。
Posted by 洋服番長3 at 06:34│Comments(0)