
2017年12月31日
言語化

おしゃれ好きであることを公言してはばかることない大学生と話す機会があった。
現在大学の講師をしている学生時代の同級生からふとした話から会って話をしてくれないか、と頼まれた。
地方の私立大学の学生で今の活気のない地域の活性にも繋がれば、ということでおしゃれ好きな学生の力で何か出来ないか?なんてことで会った。
若く深くは考えていないようではあるが、熱量は高く何かやりたいという気持ちは感じなくもない。
自分たちが好きなモノやコトで地域を活性化できるように活動してみたい、そのキーワードが「洋服好き」「おしゃれ」なんです、と。
いいコトじゃない、若い子はネットで似たような安い服買って同じ雰囲気の格好ばかりしているように感じてしまうから。
みんなでおしゃれして外出して街が賑やかになるといいことじゃあないか、とはもちろん思う。
ただその学生の格好、その格好それは何?というような妙な格好。
古着で本来は女性が着るようなワンピースのようなモノ、そのサイズはすごく大きく長めのコートのように普通にパンツを履いてそれを着ている。
みんなでオシャレして、というならいろいろなファッションに寛容になってたくさんで活動したほうがいいよ、なんてアドバイスしたがこの格好で仲間はできるのかね?と思ってしまう、どこがこれがオシャレかと。
そんなことを見透かしたように同級生の講師曰く、オシャレとは感覚的なものだから何がどうであるからおしゃれであると、言語化しないと伝わらないよ、と一言。
さすが日本最高学府を卒業した才媛。
ただしその人はおしゃれには全く興味なしの息を飲み込んでしまうかのような服装。
Posted by 洋服番長3 at 05:56│Comments(0)