
2017年12月20日
談合

リニア中央新幹線の工事をめぐる談合疑惑である。
談合疑惑でなく談合そのもので大手ゼネコンが毎度のように工事を分けあっていたという事実である。
大林組、鹿島建設、清水建設、清水建設、大成建設の4社がほぼ均等にトンエンル工事などを分け合っていた。
談合というと密室の裏取引のようなものをイメージするが4社は毎月ミーティングを重ねていたのだから、最初から工事を分け合うために協力していたということである。
それも担当者のレベルを超えた役員クラスの人間までいるようだからまさに会社ぐるみであることは間違いない。
もっとも今に始まったわけではない談合は忘れた頃に大きな工事の発注などで今回のように検察がやったりする。
摘発する検察でなくとも大きな費用のかかる大プロジェクトはほとんどが談合はやっていることくらいわかっている人は多いはず。
それでも摘発するときとしない時があることの方がある意味不思議である。
今回も大手ゼネコンでなければ請け負うことが難しい工事ばかりだから、窓というような報道もあるようだから、だったら堂々と入札やればいいじゃない、なんて思うが、まあそ言うものでもないんだろう。
談合って必要悪?
それを言っちゃたらおしまいか。
Posted by 洋服番長3 at 06:20│Comments(0)