
2017年10月28日
テレビ

仕事柄すぐ目が行くのが男性アナウンサーの格好。
不幸で重いニュースなどの時は男性アナウンサーに限らず、キャスターなどと言われるような人たちが落ち着いた色調のジャケット、スーツでネクタイなども地味目していることに気がつくことはよくある。
その反対にリラックスしたような大きな事件事故などない週末などは大柄のチェックのジャケットなんかでカジャル感を出したりしていたりすると、手間をかけて雰囲気作りしているな、などと思ったりする。
しばらく前のだいぶ昔、テレビで地方ローカルニュースを見ていて、ギョッとしたことがある。
出てきた地方ローカルTV局のアナウンサー、けっこうイイお年の男性だったが着ていたジャケットが薄い紫色のダブルのジャケット。
肩は落ちるような大きなサイズ、ノッチの位置は低くラペルは中途半端な細さの、その時でさえ、え?これどこで売っているの、というよりこれ着るかな?
アナウンサーでそれもニュースを読む時なのに、と思わず見入ってしまった。
読んでいたニュースの内容まではさすがに覚えていないが、どこにでもある地方のよくある話で、シリアスなニュースではなかったのは間違いない。
まさににテレビは時代を写す鏡みたないなモン。
社会性みたないなものが普通にその中にあるのは当たり前である。
最近問題になったフジテレビの「保毛尾田保毛男」というキャラクターを使ったテレビのネタ。
確かに当時はそれで面白おかしく笑っていて、そこに何か問題があったか?といわれたら、なかったといえるだろう。
それから何年ったのか?時代は明らかに変わって今の常識は当時とは違っている。
お笑いのバラエティだから、というのが通用しないのも今の社会性。
「面白くなければフジテレビじゃない!」っていうのも通用しない時代なわけね。
Posted by 洋服番長3 at 06:34│Comments(0)