
2017年06月21日
市場

結局、東京都は、と言うより小池都知事は豊洲に移転することで決着。
でも将来的には築地に戻す、築地ブランドを活用する、なんて言う含みで移転派、反対派の妥協点の落とし所をなんとなく作ったかのような感じ。
移転を止めるにはさすがに遅すぎただろうとは思うが、今の築地市場を見れば普通誰でも移転させるべきだ、と思う。
確かに築地自体銀座新橋あたりから歩いてい行けるような距離にある超一等地である。
そんな一等地に本来裏方的位置付けの卸売市場がある必要はない。
築地市場が開設当初は東京のはずれにあるくらいの場所であったはず。
それがどんどん街が膨らみ裏方的な昨日のはずの場所が超一等地になってしまえば、どうであれ移転の話が出てもおかしくはない。
おまけにあの古さである。
豊洲の地下に何かがあり地下水が云々などと言っても今の築地だってにたりよったであることは誰もがわかっているところのはず。
実態はわからないのであれば新しいか古いかのどちががまだいいか?となれば新しい方がイイには違いない。
食の安全という大義名分が重くのしかかるから、問題を難しくしたとは感じるが、総合的には移転しかないだろう、という決断だろう。
もっとも歴史があり古く雰囲気がある、ということはもう望むことはできないわけだ。
ま、市場に雰囲気を求めるというのもおかしな話ではあるけれど既に目玉の観光地だからね。
Posted by 洋服番長3 at 06:08│Comments(0)