
2017年06月10日
政局

政治が好きかと聞かれたら今のある程度成熟した時代の政治体制ではどもこうもない、というのが正直なところ。
まして日本においては安倍一強と言われるくらいの状況である。
民進党もだめだが自民党の他の政治家もダメであることも安倍独走を許してしまっている。
中選挙区制で自民党は派閥が幅を利かせていた頃には擬似政権交代が行われていたが、小選挙区になって派閥は弱体化し官邸に権力は集中しそれ以外の政治家はびびって意見すら言えないようである。
ほんとうは日本を仕切っていると言っていい官僚も人事権を握られていては権力に忖度するしかないという状況で、今の政治はどうにこもうにもならないから政局もつまらないといったらありゃしない。
日本の政局がつなまらいとおもっていたらイギリスの政局が一気に流動的になり目が離せなくなった。
政権基盤を強固なものにしてEU離脱交渉に臨もうとした解散総選挙が裏目に出たメイ首相。
当初は大勝と思われていた選挙戦が一つの政策が批判を浴び一気に潮目が変わっての過半数割れだから。イギリスの選挙はなかなかなモノである。
政権交代とまではならなかったがちょっとした政権運営の間違いで議席が大きく減ったりするのだから緊張感を持ってやらないと、というのは日本の日で比ではなさそうである。
選挙の旅政権が変わるかもしれない、なんて状況になればいつも政局が楽しいのに日本は残念だな。
Posted by 洋服番長3 at 06:23│Comments(0)