
2017年06月05日
ボタン

百歩譲ってそれがまだ若い人、初めてスーツを着たような感じだったら、まあ、しょうがねぇーな、知らないんだな、とはなる。
そんな若い人でなくけっこうな歳の人、50はゆうに超えているような人でもよく見かける。
普段はほとんどジャケットの類を着ることなく、何か特別に少しかしこまったようなコトがあるが故に着慣れないものを着ざるを得ない、なんて人は確かにボタンを全部かけちゃう人もあるかもしれない、からちょっとだな、、、とは思うが仕方ないと考えるようにする。
それが見るからに毎日スーツを着て仕事をしているようなお勤めの人でも、え?と目を疑うようなボタンのかけ方をしている人を見かけた時の驚きはちょっとない。
良くも悪くも毎日スーツを着ているだろう感じは、その様から伝わってくる。
良いモノでもないだろうことも、新しく買ったモノでもないだろうこともすぐわかるような、なんとも微妙な雰囲気のスーツ。
その人がスーツを好きでないだろうことや、自分の中でスーツの優先順位が高くないことを責めるつもりは毛頭ない。
が、ボタンのかけ方だけはどうしてもダメだと思う。
一番下のボタンはかけないのは常識だし、それを見て気がついた人言ってあげないと。
洋服屋にとっての常識は世間の非常識?
そんなことはないはず。
Posted by 洋服番長3 at 06:13│Comments(0)