
2016年10月22日
大国

最近ではフィリピンのトランプなどと呼ばれているらしい。
そのドゥテルテ大統領、中国への訪問でアメリカとの決別宣言、ときた。
南沙諸島における緊張状態があるにもかかわらず、最初の訪問国をアメリカでなく中国にし、その上でのアメリカに対するこの振る舞い。
これがこのまま続くようであるとドゥテルテ大統領どうなる?と気になるところではある。
とはいえ、アメリカと中国の二大大国は今後は緊張状態になるのか、それとこ協調したカタチで行くのか岐路に差し掛かりつつあるのでは、と思わざるを得ないところまで来ているのかもしれない。
しばらく前にロシアを越えてアメリアかとの二台大国となった中国。
東アジア、東南アジアにおいて中国の存在感は既に日本を越えているのは事実である。
ソ連が大国だった時代はヨーロッパ諸国から大西洋にに向けて二大大国が向き合ったカタチだった。
が、中国が大国となった今は太平洋をはさんで二大大国が向き合うカタチとなった。
そこにある東アジア、東南アジアの国々は冷戦時代の東ヨーロッパ西ヨーロッパと置き換えることが出来るのかもしれない。
となると北朝鮮に関わるリスクはバルカンの火薬庫ならぬ東アジアの火薬庫にでもなるのだろうか。
人口15億とも言われる中国の大市場は日本もアメリカも無視することは出来ない。
かといってその市場の背景に強行に中国が振る舞うことをアメリカは容認は出来ない、という図式だろうか。
日本は今後どう振る舞う?
Posted by 洋服番長3 at 06:14│Comments(0)