
2016年07月18日
クーデター

よほど統制が取れていない国など、そろそろほとんどない時代になり突発的な軍事クーデターなどは起こらない時代になって来たように思っていた。
それが今回のトルコでクーデター、結局政府軍が鎮圧したようで今の時点では未遂に終わったようではあるが。
トルコといえばヨーロッパと中東を結ぶ位置的に微妙ではありながらも重要な位置にある国で今後の発展が見込める国である。
先だってはオリンピックの候補にも名乗りを挙げるくらい経済発展は目覚ましいはずだ。
ココに来て中東の政情不安と隣国ロシアとの対立、現大統領の独裁的な手法への不満など政治的、外交的な不安定要素があった。
そういう下地があったにしてもいまだクーデターとなるとやはり軍部が放送局を占拠、というやり方がクーデターへまずとっかかりとなるワケだ。
いきなり放映中の番組が中断して、そこに迷彩服の軍部の幹部が出て来て放送する。
そこで国の政府や主要機関は軍の管理下にある!とやるのがクーデターの始まり、なんてイメージだが、今回もそうだったのだろうか?
今やインターネットの時代になってもテレビ局を占拠するという手法でやろうとしたことがチョッと古いのでは?と思わないでもない。
実際エルドアン大統領はツイッターで呼びかけた、というんだから今はテレビとインターネット、どちらが効果があったのか?なんて思ってしまう。
それでもどこぞやの国でもテレビなどに圧力をかけているなんて噂もあるらしい。
まだまだテレビは影響があるのか?
それともすでにインターネットの方がチカラあるのか?なんて思ってしまうクーデター未遂だった。
Posted by 洋服番長3 at 06:37│Comments(0)